2010年10月10日日曜日

USBハブですよ、これでも

全然関係ない画像を貼るなとおっしゃるかもしれませんが、これがまた関係ありありなんですよ。もちろん、画像のモノはコンビニでも販売されているMINTIAのケースなんですが、よく見ていただくと左下にケーブルが生えています。ええ、今回紹介するのは、壊れたUSBハブをタブレットのケースに入れた自作の加工品な訳です。

実はですね、手元にあった2ポートのUSBハブを踏んづけまして、ケースを壊してしまったんですよ。中身はまったく問題なかったので、ちょうどいいケース がないかなと思ったところで眼についたのがこのタブレットのケース。早速組み込んでみました。もちろん、外装は軟質プラスティックのケースなので、リュータとドリル、カッター等を使いまして、なんとか加工しました(笑)。素人工作なので、あまりきれいに行かなかったのはご勘弁の程を。

とりあえず、出っ張ったパーツの部分は切り取って、なるべく歪まない様におさめる事をメインにしました。






 内部はこんな感じで、部分的に削ってあります。 軟質プラスティックだった事が幸いして、加工は非常に楽でした。特に面倒なところは無く、だいたい当たりをつけてカッターで粗く切って、リュータとドリルで整えたって所です。リュータとドリルは無くても何とかなるとは思いますが、インジケータランプの穴等のためにはあった方が便利です。一番心配だったのは、カッターで指を切らないかって事でした(苦笑)。


 上側のラベルを傷つけない様に考慮した結果、下側にインジケータや出っ張るパーツがくる様にしたため、USBハブの基板を上下逆に取り付ける事になりました。そのため、通常とは逆の向きにデバイス等を取り付ける必要があります。出来映えは別にして、おかげでハブを捨てずに済みました。

2010年9月23日木曜日

初の動画再生対応iPodもジャンク品で

そういうわけで、つい最近購入してきたのはiPod nano(3G)の4GBモデル。iPod nano(1G)買ったのと同じジャンク屋に並んでいたのを拾ってきました。購入金額は2500円で、やはりジャンク品扱いでした。同じところで、同じ機種の8GBモデルが3500円であったのですが、そちらはヘッドフォンの片チャンネルが出力不良だったので購入を断念。なお、ジャンク品扱いになっていた理由は、Holdスイッチが接触不良で、まともに機能していないためでした。それ以外は正常そうだったので、とりあえずゲットしてしまったわけですが、実は初めての動画再生可能なiPodでした。とりあえず同期をとっても問題なしでしたし、動画再生も問題はありませんでした。当然、片チャンネルの音量がおかしいと言う事もありません。バッテリも、音楽再生だけならば2時間近く持ちましたし。まぁ、表面と背面の傷については不問と言う事にさせてください。

先に書いた通り、Holdスイッチが効かないと言うのは、そのままだと服等でこすれて音量や曲が変わってしまう可能性があると言う事でもあります。そこで、それを防ぐためのカバーを探したのですが、さすがに3G用はなかなか見つからない。某店の店頭にはシリコン素材のカバーがあったんですが、色がドピンクと言う事で、あまりにも気に入らなかったために断念。別のジャンク屋にて、iPod用のカバーが大量に入っていた箱の奥底でようやく見つけました。購入金額は100円でした。色は白なので本体色のシルバーとは合いませんが、ドピンクよりはましと言う事で。全体をカバーする商品ではありませんが、少なくとも操作系に直接接触するのは、厚手の革様の素材が防いでくれます。裏面2カ所にはストラップホールがあったので、手元にあったストラップ2個を取り付けました。

装着すると、こんな感じで。まぁ、ごく普通に使えますし、これで合計金額2600円だったらお買い得だったのではないかと思ってます。ちなみに、前回の記事で書いた外部のバッテリパックは、このモデルでも使用可能でした。
ああ、改めて書いておきますが、これは本体のみの入手です。マニュアルや接続用のケーブル等が付属しない為に安価で提供されている、秋葉原ではごく普通のジャンク品です。私の場合、あらかじめケーブルや充電用のアダプタ等は所持しているので、本体単体の入手でも問題はないわけです。外部の傷等はモデルによって異なりますが、たいていはかなり傷がついたりして、ボロボロとは言いませんが、少なくともピカピカの状態ではありません。そんな状態でも構わないから安価に入手したいのならば、秋葉原辺りをかけずり回ってみる事をお薦めしておきます。

2010年9月21日火曜日

バッテリがだめなiPodでも、六日間も使える様になりました

今年は既に2台のiPodを買ってしまったので、そのうちの1台の状況を書いておきます。

こちらは、あの悪名高きiPod nano(1G)の4GBモデル。ジャンク屋の店先のカゴに入っていたのを1台ゲットしてきました。購入価格は1500円。実に恐ろしきは、秋葉原のジャンクショップ価格!外観は、さすがに傷が多かったのですが、ホイール周りは正常に動作しました。ジャンク扱いになった理由は、バッテリの消耗。まぁ、最近の報道にもある様に、交換してもらえそうだったんですが、購入当時は「ま、いっか」でした。どうせ、バッテリは消耗しますし、当時からすればバッテリが持っている事の方が不思議です。
電源が入るのはわかっていたので、持ち帰って同期をとってみると、ヘッドフォンも左右両チャンネルとも聞こえますし、同期そのものにも問題は無さそうです。一晩充電して、実際に再生してみると、連続再生時間はおおよそ40分程でした。いくら何でも足りないから、外部電源を用意しないといかんなぁと思っていたんですが、数日後に別のジャンク屋で見つけたのが、単三乾電池2本を使用するバッテリアダプタ。早速ゲットしてきたんですが、こちらの購入価格は100円。処分品でしたからね。

単三乾電池を取り付けてみると、確かに充電を開始してくれて、それなりの時間は使えそうです。ここで、ふと悪い考えが浮かびます。「これ、乾電池2本(=3V)で動作するよな…」って事は、USBバスパワーの5Vよりも低いから、簡単な昇圧回路くらいは入っているだろう。iPod側にも簡単な安定化回路が入っているだろうから、バッテリでつかえね?

と言うわけで、2700mAhと言う巨大な容量のニッケル水素バッテリを購入してきて、とりあえず充電してからセット!バッテリの購入価格は270円/本でした。iPodに接続してからディスプレイを見ると、一応充電している臭いです。で、そのまま接続しっぱなしで利用していたんですが、だいたい二日くらい経つと電圧が低下して「充電が必要です」と表示される事がわかりました。事実上、常時充電している様な状態ですから、これは、使用していない時に外しておけばもっと持つんじゃね?と思って、やってみました。朝晩の通勤時間に使用して、あとはバッテリアダプタを外しておくと言うパターンを繰り返したところ、なんと、6日間も持つ様になりました。ちなみに、1日の使用時間は、おおよそ3時間から3時間半くらいです。


ただし、単三乾電池を使用するために、その部分はかなり厚みがありまして、iPod nanoに繋ぐと不格好な事この上なし。また、ヘッドフォン端子が隠れる事を危惧していたんですが、ぎりぎりのところで回避され、ヘッドフォンを接続する事ができました。まぁ、トータルで2140円程でまともな再生時間を持つiPodがゲットできれば御の字なわけですよ。

2010年6月3日木曜日

バッファロー社のBSTKR01シリーズ

今回紹介するのは、バッファロー社のテンキーユニットの「BSTKR01シリーズ」のブラックモデルです。このモデルの特徴は、SD/SDHC/MMCとmicroSD/SDHCメモリカード用のスロットが各1基用意されている事で、両スロットに1枚ずつ装着しての同時使用も可能なテンキーです。Windows環境では、NumLockのオン/オフによって、テンキーユニットとモードとカーソルキーモードを切り替えて使用する事が可能ですが、MacOSXの標準環境ではテンキーユニットとして動作します。これは、このテンキーユニットがフルサイズキーボードのテンキー部として認識されているためで、これ以外の部分としては認識されないためです。そのため、NumLockキーとそのインジケータランプは単なる死に体になっています。ちなみに、BSキーは生きていますので、BackSpaceキーとして利用できます。



最初に接続すると、キーボード設定アシスタントが起動してきますので、速攻で終了していただいて決行です。いや、指定されたキーそのものがないので、押す事は出来ませんから。これによって、ANSI配列のフルサイズキーボード(標準設定のキーボード)として認識されます。実際には、その中のテンキー部だけが表面に現れている事になります。キーボードビューワを使えば、その辺りも確認は出来ますが。





メモリスロットに適当に余っているSD/SDHCメモリカードを突っ込めば、そのままメモリカードがデスクトップにマウントされます。デジカメや携帯電話等で撮影していれば、iPhoto等が起動しますから、すぐにわかるはずです。
個人的には、テンキーユニットの場合、ハブ等は逆に使いにくく、メモリカードリーダ/ライタ機能がベターではないかと思っています。と言うのは、まずテンキーユニット自身が軽量のため、簡単に動いてしまうと言う前提があります。フルサイズキーボード並みの重さならば何の問題もありませんが、普通はそれに比べれば圧倒的に軽量です。軽量であるが故、ここに備えられたハブ機能に接続したデバイスもまたそれに振り回されてしうまうわけです。極端な例かもしれませんが、マウスをここに繋いだら、安定して使えない事は火を見るよりも明らかでしょう。また、多くのハブがUSB1.1対応のものに限定されているので、フラッシュメモリ等を接続しても転送速度が遅めであると言う事実もあります。その点、メモリカードは動いても煩わしさは感じられず、テンキーユニット以上には振り回されません。付加機能付きと言う前提ならば、こちらの方が実使用上は楽なのですよ

2010年2月4日木曜日

バッファロー社のWLI-UC-GN

新製品が発表される直前から、在庫処分的に秋葉原で叩き売られているのが、バッファロー社の無線LANアダプタ「WLI-UC-GN」です。一応、IEEE802.11b/g/nに対応していますが、最大通信速度は150Mbps。比較のために、以前に紹介したWLI-UC-G300Nを隣に置いてみますと、その小ささがわかると思います。両者の基本的な違いは、チップもさることながら、アンテナの差だと思っていいでしょう。G300Nは最大通信速度が300Mbpsですから、大きさから考えると納得はいくんですが、やはり、物理的に大きいモノは大きいと。それほど困ってはいないのですが、思い切って変える事にしてみました。ちなみに、このWLI-UC-GNの購入金額は980円でした。

平面的に並べてみると、この通り。WLI-UC-G300Nで問題になるのは、本体の厚みと幅です。この二つによって、横向きに二つのポートが隣接する標準的なコネクタ配置では、隣のポートに何も接続できなくなります。まれにある縦向き並列2ポートと言う構成の場合でも、厚みが問題になり、両隣のポートには何も接続できません。たとえ、それが延長ケーブルであったとしても。従って、従来のWLI-UC-G300Nを使用する場合には、事実上は、延長ケーブルかUSBハブが必須であったのです。大して、WLI-UC-GNの方は小型のフラッシュメモリ並みの大きさで、両隣にくるコネクタに接続されたデバイスの邪魔はしません。その小型さ/手軽さの代わりに、通信スピードは落ちた訳ですが。


さて、このWLI-UC-GNで使用されているチップですが、Ralink社製品が採用されています。ただし、WLI-UC-G300Nに採用されていたRT2870ではなく、同社製のRT307Xなので、改めてここからドライバをダウンロードします。ダウンロードしたら、インストールしてから再起動。その後、WLI-UC-GNを装着した後に、システム環境設定のネットワークで認識されている事を確認します。確認したらも一回再起動。ログインすると、いつもの接続アプリケーションが起動するので、アクセスポイントを選択してから接続ボタンをクリック。アクセスポイントに接続できたら、システム環境設定のネットワークで、IPあドレスが取得できている事を確認して終了です。IPアドレスが取得できていれば、そのままインターネット接続が出来るはずです。おそらく、発表された新製品も、同じRalink社製のチップが採用されると思われますので、そのまま使用が可能です。

2010年1月20日水曜日

サンワサプライ社のカード型BlueToothマウス

久々の更新ですが、今回はサンワサプライ社から販売されている「MA-BTCARD」です。エーと、これ、近所のPCパーツショップのジャンク箱に入っておりまして、購入価格は500円でした。米国ではMoGoMouseとして知られるカード型のマウスで、PCMCIA TypewIIカードスロットにそのまま入れる事が出来るマウスです。MacOSXは非対応と言う事になっていますが、接続がBlueToothでHIDプロファイラに対応しているため、実際にはほとんど問題なく使用する事が可能です。ただし、大きさの問題もあり、2ボタンしか装備されていません。上面の画像を見ると、中央に桁があるのがわかりますが、これはスクロールパッドではなく、単なる桁です。ここをいくらこすってもスクロールはしてくれませんし、ボタンが用意されている事もありません。ただ、先端部にはインジケータランプがあり、充電状態を緑/赤で示し、BlueToothペアリング中は青く点滅します。
ボトムを見ると、このマウスが光学式である事がわかりますが、画像下側に凹型の部分があります。使用する際にはこの部分を立てて、全体に角度を付けて使用します。逆に角度を付けないと使いにくくなってしまうので、これは必然的にでてきた機能と思われます。ただ、単なるヒール部と言う訳ではなく、このブームが電源スイッチをかねているので、これを開かないと電源が入りません。ですから、使用する際には、必ず開かなければなりません。ただ、強力なストッパーがある訳ではないので、ちょっと力を入れればブームが元の位置に戻ってしまいますので、あまり力は入れすぎない様に。



さて、本体がPCMCIA TypeIIカードスロットに入る様な薄さと言う事を紹介したのですが、実際にパーム側の端にはコネクタがあり、電源はここから取得して、内蔵されたバッテリに充電します。逆に、充電端子はここにしかありませんので、PCMCIAカードスロットを持たない機種での使用は出来ません。Macで言えばPowerBookG4の15"/17"モデルのみが相当します。Windowsマシンでも同様なのですが、これ以下の大きさにすると使いにくさが桁違いに上がってしまいますから。フル充電にしておけば、1日使っても問題は無さそうです。
まぁ、あまり使われていないPCMCIAカードスロットを利用すると言う事で、アイデアしょう者ではあるんですが、PowerBookG4の場合には1スロットしかないので使いにくい事この上なしと言う訳です。




最後に、ペアリングについて。BlueToothを内蔵したMacか、アダプタをUSB等で接続した環境が必要です。MacOSX側でシステム環境設定のBlueToothで、デバイス項目の新規デバイスを設定をクリックします。BlueTooth設定アシスタントが起動しますので、デバイスの種類をマウスで続けます。マウスを検出中の画面になったら、ボトムのブームを開いて、ボールペン等の先で底面のConnectの中のボタンを数秒押します。そうすれば認識されて、設定が可能になります。
なお、一度接続を切ってしまっても、またブームを開いて、クリックするとサイドペアリングを行って、使用する事が出来る様になります。もちろん、設定さえしておけば、BlueToothデバイスでスリープから復帰する事も可能です。
関係ないのですが、雑誌の表紙等のカラフルな面は意外と苦手みたいで、PowerBookG4のパームレスト等の単一色の方が動き検出がしやすいようです。