2010年1月20日水曜日

サンワサプライ社のカード型BlueToothマウス

久々の更新ですが、今回はサンワサプライ社から販売されている「MA-BTCARD」です。エーと、これ、近所のPCパーツショップのジャンク箱に入っておりまして、購入価格は500円でした。米国ではMoGoMouseとして知られるカード型のマウスで、PCMCIA TypewIIカードスロットにそのまま入れる事が出来るマウスです。MacOSXは非対応と言う事になっていますが、接続がBlueToothでHIDプロファイラに対応しているため、実際にはほとんど問題なく使用する事が可能です。ただし、大きさの問題もあり、2ボタンしか装備されていません。上面の画像を見ると、中央に桁があるのがわかりますが、これはスクロールパッドではなく、単なる桁です。ここをいくらこすってもスクロールはしてくれませんし、ボタンが用意されている事もありません。ただ、先端部にはインジケータランプがあり、充電状態を緑/赤で示し、BlueToothペアリング中は青く点滅します。
ボトムを見ると、このマウスが光学式である事がわかりますが、画像下側に凹型の部分があります。使用する際にはこの部分を立てて、全体に角度を付けて使用します。逆に角度を付けないと使いにくくなってしまうので、これは必然的にでてきた機能と思われます。ただ、単なるヒール部と言う訳ではなく、このブームが電源スイッチをかねているので、これを開かないと電源が入りません。ですから、使用する際には、必ず開かなければなりません。ただ、強力なストッパーがある訳ではないので、ちょっと力を入れればブームが元の位置に戻ってしまいますので、あまり力は入れすぎない様に。



さて、本体がPCMCIA TypeIIカードスロットに入る様な薄さと言う事を紹介したのですが、実際にパーム側の端にはコネクタがあり、電源はここから取得して、内蔵されたバッテリに充電します。逆に、充電端子はここにしかありませんので、PCMCIAカードスロットを持たない機種での使用は出来ません。Macで言えばPowerBookG4の15"/17"モデルのみが相当します。Windowsマシンでも同様なのですが、これ以下の大きさにすると使いにくさが桁違いに上がってしまいますから。フル充電にしておけば、1日使っても問題は無さそうです。
まぁ、あまり使われていないPCMCIAカードスロットを利用すると言う事で、アイデアしょう者ではあるんですが、PowerBookG4の場合には1スロットしかないので使いにくい事この上なしと言う訳です。




最後に、ペアリングについて。BlueToothを内蔵したMacか、アダプタをUSB等で接続した環境が必要です。MacOSX側でシステム環境設定のBlueToothで、デバイス項目の新規デバイスを設定をクリックします。BlueTooth設定アシスタントが起動しますので、デバイスの種類をマウスで続けます。マウスを検出中の画面になったら、ボトムのブームを開いて、ボールペン等の先で底面のConnectの中のボタンを数秒押します。そうすれば認識されて、設定が可能になります。
なお、一度接続を切ってしまっても、またブームを開いて、クリックするとサイドペアリングを行って、使用する事が出来る様になります。もちろん、設定さえしておけば、BlueToothデバイスでスリープから復帰する事も可能です。
関係ないのですが、雑誌の表紙等のカラフルな面は意外と苦手みたいで、PowerBookG4のパームレスト等の単一色の方が動き検出がしやすいようです。