2011年5月4日水曜日

ロジクール社mk340ワイヤレスキーボード

近所の販売店の店頭にあったジャンクボックスの中に、ロジクール社のMK340ワイヤレスキーボードが眠っていたので、救出してきました。ちなみに、販売価格は500円。中古販売がメインのショップなので、あまり動きがなかった滞留在庫かもしれませんが、このくらいならばお買い得でしょう。
購入時にUnifyingレシーバが箱の中に見つからなくて苦労しましたが、実はキーボード内部のバッテリベイの中に専用のストッカーがあり、そこに入っていました。若い店員さんと一緒になって探してしまいましたけど。これは超小型のレシーバで、ノートPC等に装着したままでも、ギリギリでケースに入れる事が出来るサイズと言えます。バッテリは付属物の中にはありませんでしたが、単三サイズの電池2本で動作します。一応、単三アルカリ乾電池と単三ニッケル水素バッテリで動作を確認しましたが、いずれでも動作しました。もっとも、連続可動時間までは確認してません。この商品は、MacOSX非対応と言う事になってはいるんですが、Unifyingレシーバを装着し、バッテリを装着したとたんにキーボード設定アシスタントが起動して、WindowsPC用のキーボードとして設定が可能です。
ただし、小型にするためにキーを隙間なく配置したために、一部が特殊なキー配列になっているので、設定アシスタントを使用する際には素直にしたがってはいけない様です。具体的には、左Shiftキーの右にあるキーは[Zつ]で同じですが、右Shiftキーの左にあるキーとしては[_ろ]を必ず選択すること。素直に従うと[↑]になるので、アンノウンのキーボードとして認識されてしまいますから。[_ろ]を押すことで日本語配列のキーボードとして認識され、、他のWindows用キーボードと同様に機能します。Commandキーに相当するのはWindowsキー、OptionキーはAltキーが標準です。最近のマシンに馴れた方ならばこの配列で問題はないでしょうが、旧機種に馴れた方はシステム環境設定のキーボードで、修飾キーを入れ替えておく事をお薦めしておきます。配置が逆ですから。
マルチメディア系のキーはfnキーと同時押しで実現されており、音量の増減等は他のキーボードと同様にシステムレベルで、再生等のキーも同様にiTunes/DVDプレーヤ等で使用できます。ただし、IE等のアプリケーションを起動するためのランチャーキーは無反応で、このキーを再定義するユーティリティは付属しません。このキー再定義不能が、MacOSX非対応の原因ではないかと思います。つまり、ソフトウェア的に未対応と。ショートカットキーでアプリケーションを起動できるユーティリティと組み合わせると、意外と楽に使えるのかもしれません。

2011年5月3日火曜日

レビュー:G3Laserマウス

これまたジャンク品として手に入れたモノですが、状況を考えると店頭展示品だったのではないかと思われる製品です。購入金額は500円でした。
G3Laserマウスはゲーミングマウスと呼ばれるジャンルに属する商品で、MacOSX非対応になっています。ポインティングデバイスとしては MacOSX上でも問題なく動作しますが、プロファイラの切り替えが行えない、サイドボタンに「進む」「戻る」の機能が割り当てられない、分解能切り替え がデフォルト以外に選択できない等の問題点があります。もちろん、Windows上では設定を行う事が可能で、保存された最後の設定が生きて、 MacOSX上での利用に反映されます。サイドボタンについては正常に認識されるため、USBOverDrive/SteerMouse等の汎用ドライバ を使用すれば「進む」「戻る」は割り当てできますし、Exposeで機能を割り当てる事は可能です。

マウスの動き検出には不可視光のLaser式が用いられているので、世の多くの光学式マウスに採用されている赤色/青色可視光センサのようにLED光がでている訳ではありません。もっとも、アレもインジケータとしての役割を担っているので、もしかすると実際には必要のない光なのかもしれませんが。少なくとも、このマウスの裏面からは可視光がでている事はない様です。逆にインジケータがない事になるので、正常に動作しているのかどうかの判断は、ポインタが動くか否かで判断せざるを得ません。Laser式の識別能力はさすがとしかいえず、光学式ではポインタを動かす事が出来ない、濃淡の差がほとんどないテーブル面上でも、何ら問題なくポインタ操作が出来ます。ポインタの操作がしにくいと感じている方は、Laser式に変えてみると楽になるかもしれません。
ボタン数は左右クリックボタンとホイールクリックに加えて、左右に一個ずつのサイドボタン、上面には分解能切り替えボタンが用意されています。左右対称系のデザインのため、右利き/左利きのいずれのユーザにも応えられます。逆に、これが使いにくさに繋がっている様な気がします。例えば、サイドボタンを押す時には反対側も押さえなければならない訳ですが、そこには反対側のサイドボタンがあります。右サイドボタンを押そうとすると、左サイドボタンも押してしまいがちになるので、予想しているのとは違う動きになってしまう事があります。これが、片方のサイドに集中配置されたマウスならば、反対側には押されるボタンがないので、特定のボタンだけを操作できます。最近は5ボタンマウスが主流ですが、ほとんどが集中配置になっている理由はこの辺にあるのではないでしょうか?ボタンの左右対称配置を崩すか、より大型にする事で改善は図れるとは思うのですが、ちょっと、使い勝手は悪い感じです。

レビュー:iPod nano専用スピーカー

最近、あまり更新されていないジャンカーズカフェですが、まぁ、この間もひたすらジャンク品等は買いあさっておりまして、はずれを引く事も少なくはない訳 ですよ。
今回はiPod nano用と言うふれこみの、ユニバーサルDockコネクタに装着する小型スピーカーを購入してきました。秋葉原の駅前にある某ヤマダ電機のラビ店で、期 末セールのワゴンに入っていました。在庫品として動きの無くなった商品が廉価で販売された新古品と言う訳でしょうが、販売価格はわずかに100円でした。 ちなみに、本体には電池を入れるスペース等は無く、電力はiPod nano側からの供給と言う事なのでしょう。使用したのはiPod nano(3G)です。


まぁ、iPodそのものはヘッドフォンで使うケースがほとんどで、外部スピーカーで使用する場合にはそれなりに大型のスピーカードックに装着して使う事が多いはずです。この商品はスピーカーが小径すぎて、音質と言う観点からはかなり低いレベルです。むしろ、ヘッドフォンの方が音質がいいくらいです。ただ、やはり使う機会は増えましたね。こればかりは体験してみないとわからないんですが、ヘッドフォンを装着しなくても済むと言うのはかなり大きなメリットで、外に持ち出して使う事はないんですが、BGM/BGVとして使う事は増えています。動画再生が可能なiPod nano(3G)なので、ちょっとしたメディアプレーヤとして使ってます。ヘッドフォンは、やはり圧迫感があるので、使いたくない事もあるんですよね。
ちょっと操作で戸惑ったのは、背面に音量調整のボタンがあるんですが、これが押しにくいって事(苦笑)。それと、iPodのヘッドフォン音量の調整に関わらず、このボタンでなければ音量調整が出来ないと言うのには、なれるまでが大変でした。後者は、アンプに行く前の信号がスピーカー側に流れると言う事で、いわばライン入出力レベルの信号が送られているらしいので、しょうがないかな、と。
ちなみに、手持ちのiPod(4G)に装着したところ、iPod側の接触不良のためか、ノイズが激しくて実用には堪えませんでした。接触不良の所為かはわかりませんが、少なくともうちの環境ではiPod nano専用機と言う事です。