2009年4月14日火曜日

11b/gの接続速度比較

先日、インターネット接続を光に変えまして、そのついでに無線LANの接続も変えてみました。従来から使用しているアクセスポイントは、アップル社のAirMac Base Station (Dual Ethernet)。新規に導入したのはIOデータ機器のWN-GDN/R3と言う、IEEE802.11n(Draft2.0)対応のルータですが、便宜上、アクセスポイントとして利用する事にしています。
各アクセスポイントは、インターネットに直結するルータに直接接続されており、ルータから先はフレッツ光ネクスト(ファミリータイプ)となっていますので、理論値レベルで無線LANよりも十分に高速です。
ブロードバンド系のスピードテストにはいろんな手段がありますが、今回使用したのはブロードバンドスピードテストと言うサイトです。状況によっては、測定結果が異なる事がありますが、概ね傾向としてはつかめると思います。測定方法は、この二つのアクセスポイントに交互に接続して、スピードテストを実行するだけと言う簡単な方法です。ほぼ同じ時間に実行するので、他の影響もほぼ同じ条件と考えられます。クライアントとして使用したのは、USB接続の11b/g対応の無線LANアダプタ。結果から出すと、以下のようになりました。

AirMacBaseStation(IEEE802.11b)通信速度測定結果
下り受信速度: 5.1Mbps(5.14Mbps,642kByte/s)
上り送信速度: 5.9Mbps(5.91Mbps,730kByte/s)

WN-GDN/R3(IEEE802.11g)通信速度測定結果
下り受信速度: 22Mbps(22.7Mbps,2.84MByte/s)
上り送信速度: 28Mbps(28.2Mbps,3.5MByte/s)

両者を比較すると11bに対して11gは4倍ちょっとの数字になっていますので、11gは確かに高速と言う結果になります。上りの方が下りよりも高速になっていますが、この理由は不明です。11b/gとも同じ傾向になっているので、無線LAN以外の部分での要因が絡んでいるのでしょう。
余談ですが、このWN-GDN/R3の安定度はちょっと低いようで、たまにうまく認識してくれない事があります。電波干渉等の所為かもしれませんが、近すぎるとよくないのかもしれません。また、このルータ、一般的な用途には適当だと思うのですが、うちのようにIPアドレスを取得しているところからすると、PPPoEでUnNumbered使用不可なので、使い物になりません。

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