2008年10月9日木曜日

バッファロー社製WLI-U2-KG54

栄えある第一回目は、バッファロー社製のWLI-U2-KG54です。USB1.1/2.0接続の無線LANアダプタで、無線LANの規格としてはIEEE802.11b/gに対応しています。当然、公式なMacサポートはありませんが、古くからMacでも使える事が知られたデバイスです。さて、このデバイスを購入したのは、秋葉原はソフマップの中でも、ノートPCの中古品からジャンク品あたりを扱っているお店でして、見かけたときにはショーケースの中で500円の値札がついていました。すぐ横に、WLI-U-K11が同額で置いてあったので、最低価格と言う奴だと思うんですが。とりあえず、500円くらいだったらなんとかなるので、入手してきました。
このデバイスに関しては、RALINK社のRT2500と言うチップが使用されている事が知られていますので、とりあえず、ここからドライバソフトを入手しましょう。最新版であれば、WLI-U2-KG54をサポートしていますから、書き換え等の必要がありません。インストール前には、念のためですが、USBドングルはつけません。USBを信用すると手痛い目にあいますから、念のためです。10.3/10.4に対応していますし、USB1.1/2.0いずれの環境でも接続可能ですので、ちょっと古めの機種でも問題はありません。ダウンロードしたら、そのままインストールしてください。一応、10.4.11環境で動作確認を行いましたが、スリープからの復帰時にも自動で接続されますし、安定して使える感じがあります。10.5の場合には非対応になりますので、注意してください。さて、ドライバソフトをインストールして、再起動したら、いよいよドングルを接続します。USBポートに取り付けるとWirelessUtilityと言う接続専用ソフトが起動して、近くのアクセスポイントを表示しますから、目的のポイントを選択して接続します。Connectボタンを押せば、現在選択されているアクセスポイントに接続します。
接続したら、次にシステム環境設定のネットワークを開きます。新しいネットワークポートが検出されますから、OKして設定を確認します。
間違えないでほしいのですが、このRALINK社のドライバソフトを使用した場合、無線LANのドングルはEthernetアダプタとして認識します。無線LANポートがないなんて慌てないでください。その他の設定は環境に合わせる必要がありますが、うちではIPアドレスの取得はDHCPサーバ参照にしているため、ほとんど変更はありませんでした。IPアドレスが取得できている事が分かったら、最後にアクセスポイントのアクセス制御の設定を行います。画像はAirMac管理ユーティリティによる、AirMacベースステーションの設定画面です。

これはオプション扱いですが、MACアドレスによるアクセス制御をかける場合には、本体裏面に記載されているので、それを見ながら設定し、最後にアップデートをかけます。再起動が終了すると、インターネットにアクセスができる様になります。割りと安定しているドライバの様ですから、スリープからの復帰やUSB1.1/2.0接続でもトラブる事はほとんどありません。何よりも、11b/g対応でよければ500円と言う破格の金額で購入できる訳ですから、未だ導入していない方は試されてはどうでしょう。特にAirMacカードのはいっていないPowerBookG4系のユーザーは。

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